森永のり子さんからのメッセージ
知っていますか?
真珠の取引単位は未だに全世界共通で「匁(もんめ)」を使います。
日本人が知らないだけで「made in Japan」の真珠は世界中の女性の憧れなのです。
そんな真珠の品質の見分け方や価格のからくり、そして危機的な状況にある日本の真珠産業のお話や、皇室と真珠のお話など、盛りだくさんの真珠のお話をしたいと思います。
ついでに私が手掛けた真珠のアクセサリーやジュエリーも沢山ご覧いただけます。お楽しみに!
《開催日時》
弥生台教室 3月23日(金)16:00〜17:30
《参加費用》
500円(お取り寄せのお菓子をご用意してお待ちしております)
《ゲスト》
文化女子大学専攻科修了後、(株)ジュンアシダ、(株)ミキモトに勤務。退職後、愛媛県宇和島市で真珠の知識を身につけ、ハンドメイドのアクセサリー作りを開始。その後、2004年に会社を設立。「幸せのお手伝い」を常に心がけ、オリジナルブランド「Morinaga Noriko(モリナガ ノリコ)」その他、「Happy Angel(ハッピーエンジェル)」その他いくつかのプロデュースを手がける。TV通販番組や雑誌にも多数出演。又、文化女子大学の特別講義の講師も務めている。
《当日の様子》
素敵なパールを身につけたゲストの森永のり子さん
まずは、養殖真珠の歴史についてお話いただきました。
1893年に御木本幸吉によって半円真珠の養殖に成功して以来、日本の「あこや真珠」は世界中のあこがれの的になり、戦前戦後の高度成長期において国内生産量の90%以上を輸出していたそうです。
近年は後継者不足により、日本の真珠産業は衰退の方向。
素晴らしい技術を誇ってきた養殖真珠の世界を守ろうと森永さんご自身、さまざまなイベントを企画中だそうです。
次に真珠の種類について
・あこや真珠
・南洋真珠
・黒蝶真珠・白蝶真珠
・淡水真珠
・その他・・アワビ真珠 コンクパールなど
基本は2枚貝であれば真珠は出来るのだそうです。貝の内側の美しさがそのまま真珠の美しさになります。
加工前の真珠を見せていただきました。
形はいびつですが、さまざまな色があり、美しく輝いています。
最後に、真珠の見分け方について教えていただきました。
森永さんご自身が作られた見分け方のサンプルを見ながら、傷、輝き、巻などの違いをチェック。なかなか見分けられそうもありませんが、簡単に見分ける方法を教えていただきました。
真珠と真珠をこすってみて、じゃりじゃりした感じがあれば本物だそうです。
実際にやってみました。
みなさん「確かに!」と感触があったようです。
最後に、おもちいただいた商品を手に取りながらコーヒータイム。
おしゃれ心に花が咲きました!
森永さん、貴重なサンプルや商品を見せていただき、ありがとうございます。
《参加者の感想》
・真珠の種類や見方が変わり、楽しみが増えました。とてもよかったと思います。(Nさん)
・パールの基本を教えていただき、ありがとうございました。(Sさん)
・とても楽しかったです。(Kさん)
・いつもアットホームの中でのお話で、楽しく過ごす事が出来ました。(Oさん)
・知らなかった真珠の色々なお話が聞けて、とてもよかったです。ありがとうございました。 ロールケーキがおいしかったです。ごちそう様でした。(Sさん)
・冠婚葬祭だけでなく、日常でもパールをもっと楽しもう!と思いました。(Yさん)