パプアニューギニアの人・自然・生活 そして原生の蘭に魅せられて

 ゲスト:伊東 浩氏
 第1回目 日 時: 2月25日(水) 10:00〜12:00
 場 所: パソルーム・サロン
 第2回目 日 時: 3月 3日(水) 16:00〜18:00
 場 所: 弥生台教室
参加費用: 500円
「インターネットでメールをしたい。」と言う動機で入じゅくされ、1年3ヶ月。デジカメピクニック・屋形船・デジカメ鑑賞会など教室のイベントには積極的に参加していただき、いつも場を盛り上げてくださる頼もしい存在です。
伊東さんと「パプアニューギニア」との出会いは6年前。長年、蘭にかかわってこられ、ご自分の目で自生地を確かめたくて現地に行かれたそうです。その後は蘭だけでなく、日本からの観光客が大自然の中で快適に過ごせるようなロッジの建設などボランティアで協力もされています。
今後は、ホームページ作成講座を受講予定、ご期待くださいね。
 
<当日の様子>
 2月25日はパソルームスペースのお披露目として、伊東さんにパプアニューギニアと蘭、開発途上国での見聞などを沢山の写真を拝見しながら伺いました。

 長年ODAとして、発展途上国の水道建設にかかわってこられた伊東さん。
1ドル¥360の時代から世界各地を訪れ、パスポートは数十冊になるとか。
 その伊東さんが、蘭を意識したのは今から30年ほど前、自宅に小さな温室を作られたのがきっかけだったそうです。でも、その当時は海外赴任は毎年のようにあり、時には数年も現地滞在。とても丹精に蘭を育てる余裕などなかったそうです。
 定年退職後、改めて蘭の魅力に取り付かれたそうですが、現役時代に幻の蘭の原生地のすぐ近くで数ヶ月も過ごしていたのに・・・。そのときは蘭を見に行くこともなく残念なことをした。と・・・。

 パプアニューギニアには手付かずの自然がたくさんあります。交通手段は殆どなく(道もない)現地での移動は小型の飛行機を利用するしかないそうです。日本からは「戦跡ツアー」や「遺骨収集」などで訪れる方が多いそうですが、最近では自然を体験する「エコツアー」や「ダイビング」などの観光客も増えているそうです。でも、旅行のガイドブックは一社から出ているのみ。直行便もあるものの一週間に一度、日本から来た飛行機が帰る手段だそうです。
 100以上の部族からなり、公用語は英語。首都のポートモレスビーは近代的な建物が建ち並ぶ都会ですが、それ以外の地域では宿泊はロッジがあればいいほうで、日本の一般的な観光客を受け入れる施設はまだまだ整備がされていないのが現状とのことです。

 伊東さんはそんなパプアニューギニアを単なる観光客としてではなく、絶滅するかもしれない蘭の保護のため。まだ知られていない新種の蘭を見つけるため。日本人観光客が快適に過ごせる為のロッジの建設などボランティア活動もされています。

 昔撮られた写真はアルバムで回覧。最近の写真はデジカメに収められ、CDでご披露。さらにはジャストホームで電子アルバムもお作りになられてのお話でした。



 2月25日の参加者は11名。
 伊東さんからの差し入れのパプアニューギニアのコーヒーをいただきながら、楽しいひと時をごいっしょしました。参加者からは現地の日常生活の様子や、日本人に対する感情(悪い感情はないそうです)。コーヒーのお値段といった質問が飛び出しました。質問一つ一つにお答えいただき、さらにはいろいろな説明も加え、実りある楽しい会となりました。
 「是非、一度行ってみたい」、「伊東さんに案内していただきたい」、「自然が破壊されないうちに行かなくては・・・」とパソルームトラベルを開業したくなりました。

パソルームサロンの様子
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パソルームサロン受講者風景 パソルームサロン、地図の説明 パソルームサロン、回覧物 パソルームサロン、スライドショー鑑賞
パソルームサロン 地図で説明 アルバム回覧 スライド鑑賞

パプアニューギニアの素敵な風景と原生の蘭をスライドショーでお楽しみ下さい。

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