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自分史「かわたれどき」を作成しました

自分史「かわたれどき」を作成しました

今回は、弥生台教室の藤井千穂子さんをご紹介します。
人生の思い出を綴った自分史「かわたれどき」を作成されました。

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「音たてて電車が鉄橋こえたれば 我町ひくし錆色の中」

 亡父の短歌です。この歌に詠まれたのは私の生まれた東京都足立区の北千住という所、日光街道の宿場町です。隅田川にかかる千住大橋を都電に乗って帰ってきたのを詠んだものです。千住大橋は歌川広重が名所江戸百景で画いた「大はしあたけの夕立」の橋だそうです。千住を離れて四十年にもなりますが、今でも大好きな町です。我が人生の起伏にとんだ思い出を自分史に書いてみたいと常々考えていましたが、なかなか踏み切れずにおりました。明戸先生に勧められ、がんばってみることにしました。自分史アドバイザーの河野先生をご紹介いただき、半年がかりでやっと書き上げました。後を押してくださる方がいらして本当に良かったと思っています。

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毎週の楽しいお教室も励みになっています。楽しい時間はあっという間、おいしいコーヒーをいただいておしゃべりするのが最高、いつまでも続けたいものです。「かわたれどき」お教室においていただけるとのこと、是非読んで下さい。

 

チューターからのコメント
彼誰時(かわたれどき)に始まった私の人生・・・
夜明け時のうす明かりの中「君はだれか」と尋ねる「かわたれどき」
まるでそのように何が何だかわからない内に始まって現在に至ります。
この文章で始まる藤井さんの自分史。初めて原稿を拝見した際「かわたれどき」の意味、そしてその言葉に寄せる思いを教えていただきました。文章を読み進めるにつれなんと藤井さんらしいタイトルかと思い、亡きご主人様が「机に向かってペンを走らせる君を見ていたい」とおっしゃったお気持ちが伝わってくるようでもありました。
何でも気軽にチャレンジされ、とにかく思い切りがよい!いつもニコニコ“笑う門には福来る”がピッタリ(*^-^*) とは言えきっと書ききれない程のご苦労もあったはず。それでも「思う程ひどいものではありませんでした」と綴られるのは藤井さんの強さなのですね。「遊び歩いてばかりいて」と娘さんが言えば「いいじゃないか、車で送ってやれよ」ととりなす息子さん。7人のお子さんやそれぞれのお孫さんに囲まれて「今が一番幸せ」とおっしゃられていました。

<明戸>
「あ~り~ば~ど2015年12月号・私の散歩道 より」

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