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頑張らない人生

頑張らない人生

今回は、戸塚教室の池田光男さんをご紹介します。仕事から離れて、今は肩肘張らずに楽しむことを目的にパソルームに通ってくださっています。パソコンも、散歩も、絵を描くことも、楽しんでいらっしゃいます。 

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  パソルームにお世話なり早二年が経過した。教室に通う度に新しい発見がありワクワク感を味わうと同時に、生来の容量の少なさに経年劣化が加わり、先に学んだことをドンドン忘れていく寂しさも目の当たりにして、悲喜交々の日々を送っている。とはいいながらも、一方で少しずつ世の中が広くなってきたような確かな手応えも感じている。これは偏に先生方の熱心で効果的なご指導に因るものと、感謝の気持ちで一杯です。

 そもそもパソルームにお世話になるきっかけは、同居人から「同じことを何度も聞かないで。暇なのだから教室に通って勉強したら。」と云われたことだ。サラリーマン生活最後の8年間の公私共に充実した単身生活を終え自宅に帰った時は、パソコンの初期設定をした上で、私の問いにも渋々ながら答えて呉れてはいた。しかしながら半年もすると徐々に態度が変わり、遂には上述発言となったもの。教室を探し始めて最初に会った坪井先生の熱意と妙に説得力のある話に大いに感心して、直ぐにパソルームの扉を潜った。今となっては、我が同居人も稀には気が利くことを云うものだと惚れ直してもいる。

 私のパソコンとの関わりは1990年代中頃、50歳に近づいてから始まった。最初はなかなか馴染めなかったが必要に迫られ使い出し、業務上は何回聞いても優しく教えてくれた女子社員の力を借りて何とか熟し、個人的にはニュース主体の情報検索、インターネットバンキング、株取引等、極限られた範囲で活用していた。当時、それなりの専門家が周りには居て習得する環境が十分整っていたにも拘わらず、聞けば何でも教えて貰えることを良いことに其の場凌ぎで過ごしたことを、ちょっとばかり悔いている。

 確かに現代社会と向き合う中では、年齢を経ても猶一定水準のパソコン操作を身につけることは必要と感じている。と、認識しつつも、団塊世代一期生として子供時代から競争や我慢を強いられて来ただけに、仕事を離れた今は自由気ままに生きており、教室へも肩肘張らずに楽しむことを第一義に通っている。趣味の散歩は四季の移ろいを感じさせてくれる。建物が放す光と影も季節により異なり、興味は尽きない。今、私にとってのパソコンは、好きな時に何時でも手が届き、時として心弾む光景に出会える、或いはその期待を抱かせる「散歩」のような存在である。

 そんな訳で、頑張らない人生を送っている不熱心な生徒ではありますが、「先生の皆様、引き続き、宜しくご指導頂きますようお願いいたします。」又、教室主催の趣向を凝らした課外活動への参加は、今や私の楽しみの一つとなっています。先生方にとっては、本業とは異なり何かとご心労が多いこととは思いますが、のんびりできて愉快な催事を、この後も引き続き企画して頂ければと願っています。

2014-08-22_155420池田さんの描かれた水彩画

 

 チューターからのコメント
「頑張らない人生を送っている」とおっしゃる池田さんは本当に自然体。
絵を描いたり、体を鍛えたり、グルメを追求したりと、そのライフスタイルには憧れます。人生の大先輩です!!
<柴田>
「あ~り~ば~ど2014年8月号・私の散歩道 より」

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