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春が待ち遠しいですね。道明寺粉で作る桜餅です!

春が待ち遠しいですね。道明寺粉で作る桜餅です!

3月になりましたね。
寒さに耐える2月、そして春を待ちわびる3月。
月がかわるだけで、気分もぐっと華やいできます!
今回ご紹介するのは、道明寺粉で作る桜餅です。
二種完成

道明寺というのは、大阪府藤井寺市にあるお寺の名前です。
このお寺は、戦国時代から武士の携帯食として糒(ほしいい)を作ることで有名になり、寺の名を取って糒のことを道明寺と呼ぶようになったそうです。
「ほしいい」とは蒸したもち米を天日にさらして乾燥させたもの。長期保存でき、水やお湯でふやかしたり、そのままぽりぽり食べたりできるため、戦場に向かう武士の携帯食として重宝されたそうです。
道明寺を砕いたものが道明寺粉です。

今回は仕上げを違えて2種類にしました。
塩漬けの桜葉をまいたノーマルなものと、イチゴ大福風なものです。
それほど手間はかかりませんので、是非チャレンジしてくださいませ(*^_^*)

<材料>12個分
・道明寺粉    100g
・水         150g

・砂糖      50g
・水        50g

・こしあん     300g
・桜葉の塩漬け   12枚
・着色料(赤)   少々

手蜜(成形するときに手に付けます)
・水        100㏄
・砂糖       大さじ2
※いったん沸かして冷ましておきます。

<作り方>
1.道明寺粉は30分ほど水につけて、十分に膨潤させておく。
道明寺粉膨潤
※↑しっかりと給水した状態
2.鍋に砂糖と水を入れて火にかけ、砂糖が解けたら水溶きした着色料を少量加えて薄いピンク色にする。

着色料準備

※着色料は耳かき半分くらいの量を小さな器人れ、
少量の水で溶きます。
水溶きしたものをほんの少量だけ(耳かき1杯弱)加えてください!
   

3.1.の膨潤した道明寺粉を加えて熱する。
  木べらで時々混ぜながら、ふつふつしてきて、なべ底に薄く膜が張るくらいまで火を通します。
道明寺粉加熱
※私は白砂糖ではなくて、少し色のあるきび糖を使用したので、全体的に茶色っぽいイメージになっています。

4.蒸し器にクッキングシート(ぬれ布巾)を敷き、3.の生地を入れて30分ほど中火で蒸す。
  ※蒸し器は湯気が立った状態にしておく。
道明寺粉蒸し
5.蒸している間に、あんこと桜葉の準備。
  あんこは12等分して丸め、桜の葉はさっと水で洗って水分を取っておく。
道明寺(あんこ・桜葉)準備

6.生地が蒸しあがって粗熱が取れたら、12等分にする。
蒸しあがりを分割
※ナイフのようなものを使って、12等分になるように筋をつける。

7.生地であんこを包む。
  手蜜をつけて一個分の生地を取り軽くこねて丸い形にする。
  ※手蜜を付けないと、生地が手にくっついてしまい作業性が悪いです。
  あんこを生地の真ん中に乗せて上から軽く押すようにする。
  盛り上がってきた周りの生地で、あんこを包み込みます。(こちらが下になります)
  上下を返して、形を整える。
あんこを包む
8.仕上げ(2種)
  ・ノーマルな桜餅
  形を整えた桜餅に水気を切った桜葉をまいて出来上がり。
道明寺完成
   ・イチゴ大福風
   形を整えた桜餅を、片栗粉を敷いたバットに入れて転がし余分な粉ははたき落します。
   生地をはさみでカットし、イチゴを挟んで形を整えます。
いちご大福風仕上げ
※イチゴは洗って、水分を十分にふき取ってください。
 ハウスで作られているので、ティッシュなどで表面を拭き取るだけでもOKです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪

蒸す作業がちょっと手間かもしれませんね。
“チン”すれば簡単なんでしょうが、あまり電子レンジが得意ではなくて・・・(+_+)
「道明寺 桜餅 電子レンジ」で検索してみてくださ~い。

お菓子のレシピが続いてしまいましたね。
次回はお料理レシピかキッチングッズなどのご紹介ができればと思っています。

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