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主人との想い出を記録にしました

主人との想い出を記録にしました

今回は、戸塚教室金曜日フリーレッスンクラスの和田栄子さんをご紹介します。

 

私は2020年5月に大切な主人を亡くしました。主人は認知症を患い、長い長い闘病の末でした。亡くなった後、病気によって変わっていく主人の姿や病気に向かって二人で闘った日々の記録を無にしたくないと思っていましたが、どうしていいかわからず思案に暮れていた矢先、新聞で自分史の教室の存在を知って訪ねたのがこのパソルーム戸塚教室です(注)。

自分史を記録するためにはパソコンでの入力が必要です。Wordの入力もおぼつかない私は、一緒に自分史講座に参加していた友人から、「パソルームのパソコンの授業は何度聞き直しても嫌がらずに教えてくれるよ~。」と勧められ、2020年12月4日から通い始めました。

 

週1回鶴田先生のレッスンはいつも4、5人が和気あいあいと楽しく、私は先生の励ましもあって、もう2年間も教室通いが続いています。おかげさまで、最初の目標であった自分史(主人との闘病記録)は2022年2月に完成いたしました。最近ではスマホのスタンプや絵文字の使い方、横浜市のレシ活のやり方など、私一人の生活では知りえない情報をいろいろと教えていただき何だか偉くなった気分です(^-^)

これまでは普段の生活の中でわからなかいことは近くに住む娘に教えてもらったり手を煩わせていたりしたのが、今ではわからないことがあっても次に教室で先生に聞けばいいや!と思うようになりました。また、逆に私が娘に情報を教えることもあります。最近の授業では娘や孫たちへのお誕生日カードを始めとして、年賀状も作り「え!おばあちゃんが自分で作ったの?すごい!!」と少し尊敬されたりもしています。今後も、一般常識と脳活のために楽しみながら教室に通いたいと思っています。

(注)2015年6月から一般社団法人自分史活用推進協議会理事の河野初江先生による
「自分史サロン」が月1回当教室を会場として開催されています。

 

ご主人の闘病記録を残しておくために自分史講座に通われ、その編集に必要なスキルを学ぶために教室に入会してくださった和田さん。見事闘病記を完成されたときはとても嬉しかったです。出来立てほやほやの本を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。本当にお互いを大切に思い合う素敵なご夫婦だな、と感動いたしました。

今ではWordのスキル向上を初めとして、バースデーカード作成のためのフリーイラストのダウンロードと挿入、編集やiPhoneの活用方法などを学んでいらっしゃいます。和服のリメイクもお得意で、素敵な大島紬のお洋服や小物が、穏やかな和田さんにとてもお似合いです。これからもご一緒にのんびりゆっくり、でもしっかりとパソコンやスマホの知識を身につけていきましょうね。

 

<担任:鶴田>

「あ~り~ば~ど2023年3月号・私の散歩道 より」

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