暑い夏、塩レモンで美味しく乗り切りましょう!
8月になり、夏も本番です。
「耳にタコ」かも知れませんが、熱中症や夏バテに気をつけましょう〜!
今回ご紹介するのは「塩レモン」です。
塩レモンはレモンを丸ごと塩漬けにして発酵させたもの。
果汁だけでは酸っぱいけれど、果皮も丸ごと使う事でまろやかなうまみが出てきます。
以前、「冷凍レモン」をご紹介しました。
果汁も果皮も丸ごと使っちゃう!という発想は、これも同じですね。
塩レモンは発酵させると言う手間をかける事で、美味しさがさらにアップしますよ!
食欲がなくなる夏、塩レモンをお試しください♪
まずは、塩レモンの作り方をご紹介しましょう。
<材料>作りやすい分量
・レモン(3個) 500g
・塩(レモンの10%) 50g
<作り方>
1.レモンはくし形(8等分くらい)にカットする。
2.殺菌した瓶に、レモンと塩を交互に入れて蓋をする。
3.冷暗所に置き、1日一度は瓶を振ってレモンから出てきた水分を全体に回して塩を溶かす。
1週間後にはレモンがしっとりとしてきて、味もまろやかになります。
※ 1週間後から使えますが、エキスが出るのは1ヶ月後から・・・らしいです。
私は1週間後から使い始めました!
※ もしも、2〜3日で水分がレモンの半分の高さまで上がらない時は、濃度10%の塩水かレモンの絞り汁をレモンの高さの9分目まで注ぎ足します。
●塩レモンキュウリ
<材料>
・キュウリ 1本
・塩レモン 小さじ1(みじん切り)
・塩レモン汁 小さじ1/2
<作り方>
1.キュウリを乱切りにする。
2.ビニール袋にキュウリ、塩レモン、塩レモン汁を入れて、材料がなじむまで揉む。
※ ビニール袋に材料を入れてモミモミします。
3.冷蔵庫でしばらく冷やしてからいただきます。
●鶏肉の塩レモン焼き
<材料>
・鶏肉(もも肉) 1枚
・塩 小さじ1/2
・胡椒 適量
・塩レモン 3〜4切れ(1/8にカットしたもの)
・塩レモン汁 小さじ1
<作り方>
1.鶏もも肉全体に塩・胡椒をまぶす。
2.皮を下にして肉を広げ、カットレモンを半分くらいにカットして、肉の上に並べる。
3.この状態で半日〜1日(冷蔵庫で)つけ込む。
4.フライパンを熱して、皮目を下にして鶏肉を入れてキツネ色になるまで焼く。
裏に返して5分くらい焼く。お箸をさしてみて、す〜っと通れば出来上がり。
※ レモンも一緒に焼きました。
※ 塩レモンはみじん切りにしてトッピングに。
●塩レモンと生クリームのパスタ
<材料>
・スパゲティ 180〜200g
・塩レモン 2切れ(30〜40g) みじん切り
・塩レモン汁 小さじ1
・生クリーム 60cc
・胡椒 適量
・バジルの葉 適量(トッピング)
<作り方>
1.スパゲティは塩を入れたお湯で、時間通りに茹でる。
2.茹でたお湯を少し取り分けて(50ccくらい)、湯を切る。
3.スパゲティを鍋に戻して再度火をつけ、取り分けた湯、塩レモン、塩レモン汁、生クリームを加えて1〜2分絡める(水分がすっかりとスパゲティに吸収されるまで)。
4.皿に盛って胡椒をふり、みじん切りにしたバジルの葉を乗せる。
※ 彩りとして、アスパラやズッキーニなどを加えてもいいですね。
●塩レモンの冷製パスタ
<材料>
・スパゲティ 180〜200g
・塩レモン 2切れ(30〜40g) みじん切り
・塩レモン汁 小さじ1
・トマト 1/2個 粗みじん切り
・胡椒 適量
・サラダ菜 適量
・パルミジャーノ 適量(お好みで)
<作り方>
1.スパゲティは復路に記載されている時間よりも1分長く茹でる。
2.ボウルに塩レモン、塩レモン汁、トマトを入れておく。
3.茹でたパスタをしっかりと湯切りして、2のボウルに入れて合える。
4.サラダ菜を入れてさっくりと合わせる。
5.器に盛って胡椒をかけ、お好みでパルジャーのをかける。
※ 冷製パスタはゆであがったらすぐに冷やすため、余熱が利用できません。
いつもよりも1分長めに茹でるのがコツです。
※ これはさっぱりとしているので、夏におすすめのメニューです♪
※ 塩レモンを水や炭酸で割ってドリンクに!
※ もずくなどの酢の物にプラスすると、さっぱりとしながらもコクが増しますよ。
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万能に使える塩レモンですが、使えるようになるまで1週間かかります。
1ヶ月後にエキスが出始めると言うから、気の長い話ですね。
塩レモンを作る時に2瓶つくって、一つは1週間後から使い始め、もう一つはじっくりと1ヶ月置いておく。
そんな風に楽しんでもいいかな〜と思っています。
冷やし中華やラーメンに入れても美味しそうです♪