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大根を丸ごと食べよう!

大根を丸ごと食べよう!

2014年は「大根」で締めくくります。
 
大根は年間を通して出回っていますが、寒さでグンと甘さが増すこの時期が旬ですね。
煮る・焼く・漬ける・おろす・そして生のままで!といろいろな料理方法で、
丸ごと1本を無駄なく使い切りましょう♪
 
これからの時期、忘年会や新年会で胃腸が弱った時にもオススメですよ。
 ジアスターゼを多く含んでいるので、消化を助けたり腸の働きを整えてくれる効果があります。
食べ過ぎた〜と思ったら、大根おろしでスッキリしましょう!
 
  
大根は部位によって味が少しずつ違います。
※部位にあった使い方をすると、より美味しくいただけます。
大根
 
 
2014-10-28 20.48.42
 
【保存の時の注意点】
 大根は葉の部分から水分が失われますので、
葉は付け根近くで切り落とします。
保存するときは、ラップに包むか、
濡れた新聞紙でくるんでナイロン袋に入れます。
 
では、いくつかのレシピをご紹介します♪
 
⚫️大根の葉のふりかけ
葉には、白い部分には少ないβカロチンが含まれています。
食感の良さと一緒に美味しくいただきましょう。
 
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<材料>
・大根の葉    1本分
・酒       大さじ1
・みりん     大さじ1
・醤油      大さじ1
・ごま油     適量
・ゴマ      適量
 
 
<作り方>
  1. 大根の葉は洗って、小口切りにする。
  2. フライパンを熱して少量のごま油で 1 を炒める。
  3. 全体にしんなりしてきたろころで、酒、みりん、醤油を入れて炒め煮にする。
  4. 水分がなくなってきたら火を止めて、器に盛りお好みでゴマを振る。 
※ちりめんじゃこを3のタイミングで入れてもいいですね。
 
 
⚫️大根スティック 〜味噌&マヨネーズを添えて〜
 
大根をスティック状に切るだけ。
お好みのお野菜(きゅうり、人参、セロリ)などと一緒に♪
 
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<材料>
・大根      7~8センチくらい
・味噌      大さじ1
・マヨネーズ   大さじ2~3
・醤油      ごく少量
 
<作り方>
  1. 大根は皮をむいてスティック状に切る。
  2. 味噌とマヨネーズを混ぜて、滑らかなペースト状にして醤油少量を加える。
  3. 大根などを2につけて食べる。
※簡単に手軽にできるディップです。止まらなくなりますよ〜♪
※味噌とマヨネーズの割合は、お好みで調整してください。  
 
 
⚫️ふろふき大根 〜ゆず味噌を添えて〜
 
風呂吹き大根の「風呂吹き」って何?って思いますよね。
検索をしてみましたが、これだ!という答えが見つかりませんでした。
 
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※刻んだだし昆布と、一緒に茹でたこんにゃくを添えました。
 
<材料>
・大根     1/2本くらい
・出し昆布   適量
・酒      大さじ2
ゆず味噌
・ゆず果汁   1個分
・ゆずの皮   1/4個分(みじん切り)
・味噌     100g
・酒      大さじ3
・みりん    大さじ3
・砂糖     80~90g
 
<作り方>
  1. 大根は3~4センチくらいの幅に切り皮をむく。
    面取りをして切り込みを入れる(面取りは切った野菜の角を薄くそぎとることです)。
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  2. 鍋に大根とお米のとぎ汁(または一握りのお米と水)を大根がひたひたに浸かるくらい入れて、弱火で30分程度煮る。
  3. 2の大根をすすいで昆布を敷いた鍋に移し、酒と大根が隠れるくらいの水を入れる。さらにコトコトと30分程度蓋をして煮る。
 ゆず味噌の作り方
  1. ゆずは洗い、半分に切って果汁を絞る。
  2. 皮は白いワタの部分をそぎ取り、みじん切りにする。
    ※今回は1/4しか使わないので、残った分はラップに包んで冷凍します。
    ゆず味噌3
  3. ゆず以外の材料を鍋に入れて、焦がさないように煮る。
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  4. とろみがついてきたら、ゆず果汁と皮を入れ、もう一煮立ちしたら火を止める。
    ※冷めると硬くなるので、煮詰めすぎないように気をつけましょう。
     鍋底にゴムベラの跡が残るようになればOKです。

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※ゆず味噌は、こんがりと焼いた鶏肉や豚肉との相性もgoodですよ!
 
 
⚫️大根もち
中華料理の大根もちが大好です。
今回ご紹介する大根もちは、正統派の作り方ではありませんが、手軽に美味しくいただけます。
以前ご紹介した「じゃがいもチヂミ」と作り方はほぼ一緒です。
もちもちした食感がクセになりますよ!
 
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<材料>
・大根     1/2本
・桜エビ    一握り程度(お好みの量)
・小麦粉    大さじ3
・片栗粉    大さじ3
・塩      ひとつまみ
・油      少量(炒め用)
タレ
・醤油     適量
・酢      適量
・コチュジャン 適量(お好みで)
 
<作り方>
  1. 大根は皮をむいてすりおろす。
    ボウルの上にざるを置いて、そこにすりおろすと水分がボウルに溜まって捨てやすい。
  2. 水分を切った大根おろしに、塩と小麦粉、片栗粉を加えてよく混ぜ、さらに桜エビを加えて軽く混ぜる。
    大根もち1

  3. フライパンを温めて油を敷き、2の生地を5~6センチの丸い形に置く。
  4. 中火の弱火くらいで4~5分焼いたら、裏返して同じように綺麗な色がつくまで焼く。
    大根もち2
  5. 熱々の大根もちを、材料を全て混ぜたタレにつけていただきます。
 
※冷めても美味しくいただけます。
※中に入れる材料は、桜エビ以外にもお好みで♪
 
 
⚫️大根の皮のキンピラ
比較的厚く剥くことが多いのに、捨ててしまうのはもったいない。
少しずつためておいて、ある程度の量になったら作っています。
 
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<材料>
・大根の皮    1本分
・人参      少々(皮でもOK)
・鷹の爪     1本(半分に切って種を取る)
・酒       大さじ1.5
・みりん     大さじ1.5
・砂糖      ひとつまみ
・醤油      大さじ1
・ごま油     適量(炒め用)
・ゴマ      適量(トッピング)
 
<作り方>
  1. 大根の皮と人参は5センチほどの、大きめな千切りにする。
    大根の皮
  2. フライパンを熱してごま油を敷き、大根、人参、鷹の爪を入れて炒める。
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  3. しんなりしてきたら、酒、みりん、砂糖、醤油を加えて炒め煮にする。
    (蓋があれば蓋をしてしばらく煮ます)
  4. 調味料が全体に行き渡るように混ぜ、水分がなくなってきたら出来上がり。
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  5. 器に盛って、ゴマを散らします。
※シャキシャキとした食感に満足。「捨てなくてよかった」と思うはずです!
 
 
⚫️大根ステーキ
「焼く」レシピが欲しくてネットで検索しました。
「ステーキ」と呼ぶのはちょっと大げさですが、主役に近い感じでいただけますよ。
 
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<材料>
・大根        1/3〜1/2本
・だしの素(パック) 小さじ1(1パック)
*醤油        大さじ1
*酒         大さじ1
*みりん       大さじ1
*わさび       5センチくらい
・黒胡椒       適量
・バター       小さじ1
 
 ※写真は青海苔を振っています。
 
<作り方>
  1. 大根は2センチくらいの輪切りにして皮をむき、面取りをして両面に格子状の切り込みを入れる。
  2. 1を耐熱容器に入れて軽くラップをして、電子レンジで12分くらい加熱する。
    (6分ほど加熱したところでいったん取り出し、上下を入れ替えて再度加熱)
  3. 2の大根(大根から出た汁も一緒に)を鍋に入れ、大根が隠れるくらいの水とだしの素を入れて火にかける。
  4. 煮立ったら弱火にして、ぺーパータオルを落し蓋代わりにして10分ほど煮る。火を止めてそのまま冷ます。
    大根ステーキ
  5. フライパンを温めてバターを溶かし、4の大根を並べて中火で焦げ目がつくまで焼く。
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  6. 裏返して同じように焼き、*の材料を混ぜてからフライパンに入れて大根に絡める。
  7. 照りが出て来れば、黒胡椒をかけて出来上がり!
 
※手軽に使えるだしの素を使っていますが、昆布やカツオだしでもOKです。
※わさびの量は、お好みで調整してください。
 
 
⚫️大根おろしアート
大根おろしで動物や可愛いキャラクターを作るのが流行っていますね。
こちらのサイトを参考にして、いろいろな形を作って楽しんでくださいませ。
 
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一番簡単にできる「ゆきだるま」を作りました。
形は悪いですが、雪が溶けている感じにも見えるかな(笑)
 
 
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※大根ステーキに添えてみました。
 
 
 このほかにも、お味噌汁の具にしたり、お正月には欠かせないなますなど定番の使い方がありますね。
 いろいろな料理法で楽しんでくださいませ。
 
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あっという間に、2014年最後の投稿になりました。
「よっちゃんのキッチン」を継続させていただいていることで、
私自身が料理をより楽しめるようになっております。
また、来年もよろしくお願い致します♪

 

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