色鮮やかな野菜「ビーツ」のご紹介です♪
鮮やかな赤色が印象的な野菜「ビーツ」。
ロシアのボルシチには欠かせない野菜として知られています。
見た目(形や色)は不細工ですが、出来上がったお料理は色鮮やかで一気に食卓が明るくなります!
これからが旬ですので、是非見かけたら手に取ってみてくださいませ♪
見た目はカブや大根に似ていますが、ほうれん草と同じヒユ科に属します。
砂糖の原料となる甜菜(テンサイ)と同じ仲間で、根菜としてはかなりの甘さがあります。
旬:6〜8月、11月〜12月頃。
生産地:国内では埼玉県や北海道、長野県、茨城県、熊本県など。道の駅などで販売されていることが多いです。
選び方:直径7〜8センチくらいで、綺麗な丸い形のものを選びます
保存方法・保存期間:ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で1週間を目処に使い切る
・カリウム:血圧を調節したり、細胞の代謝や神経・筋肉の働きに関わる重要な栄養素
・食物繊維・オリゴ糖:腸内の健康維持に役立つ
・ベタシアニン(鮮やかな赤色):ポリフェノールの一種で優れた抗酸化力がある
・ビタミンB6 :たんぱく質の代謝に欠かせないビタミンで、神経ホルモンの代謝にも必要とされている。皮膚炎を予防することから発見されたビタミンなので、健康な肌を維持するために大切な栄要素である
鮮やかな赤色が抜けてしまわないように、皮付きのまま茹でます。
少量のレモンや酢を入れて茹でると、より色鮮やかに仕上がります。
- ビーツは洗って、泥や汚れなどを落としておく。
*茎や根などが付いているときは、短くカットします。
- 鍋にビーツが被るくらいの量の湯を沸騰させ、1のビーツと適量の酢を入れて弱火で柔らかくなるまで茹でる。
*竹串がス〜っと通るまで(普通の鍋:30分くらい、圧力鍋:沸騰後5分くらい) - 茹であがったら、食べやすい大きさにカットする。
*まな板に色がつくので、牛乳パックなどを利用するのがおすすめです。
●ビーツのピクルス
茹でたビーツをすぐに使わない時や、しばらく保存したい時にはぴくするにするのがおすすめです♪
<材料>
- ビーツ 下処理したもの2〜3個分
- 酢 1/2カップ
- 水 1/2カップ
- 塩 小さじ1
- 蜂蜜 大さじ2
- ローリエ 1枚
- 鷹の爪 1本
- 黒胡椒 5〜6粒
<作り方>
- 小鍋に酢〜黒胡椒の材料を入れて軽く沸騰したら火を止める。→粗熱が取れるまで冷ます
- 下処理してスライスしたビーツを清潔なガラス瓶に詰め、1のピクルス液を注ぎ入れる。
- 半日以上漬け込めば食べられます(保存期間は、焼く2週間)。
*たくさん買った時には、まとめて茹でてからピクルスにしておくと便利です!
●ビーツのヨーグルトサラダ
ピンク色の可愛いサラダ。
茹でたビーツをヨーグルトと和えるだけで簡単にできちゃいます!
まずはこれを作ってみてくださいませ。おすすめですよ〜♪
<材料>
- ビーツ 下処理したもの1個分(80gくらい)
- ヨーグルト 大さじ2
- オリーブオイル 小さじ1
- 塩・胡椒 少々
<作り方>
ビーツが体にいのはわかっているけど、料理方法がわからない・・・^^;
と言う方におすすめの料理です〜♪
とてもユニーク(個性的な)味わいが楽しめます!
●ビーツのポタージュ
ピンク色がなんとも言えずにキュート╰(*´︶`*)╯♡
美味しさだって大満足です♪
<材料>
- ビーツ 100gくらい(下処理したもの)
- バター 大さじ1
- 玉ねぎ 1/2個(薄くスライス)
- セロリ 1本(薄くスライス)
- にんじん 1/3本くらい
- コンソメ 1個
- 牛乳 300cc
- 塩・胡椒 適量
- 生クリーム 適量(お好みで)
<作り方>
- 鍋にバターを入れて火にかけ、玉ねぎ・セロリ・にんじん・ビーツを入れてしんなりするまで炒める。
- 1にひたひたの水とコンソメを入れて、材料が柔らかくなるまで煮る。
- 2をミキサーにかけて滑らかにする(この時に回りにくいようだったら、分量の牛乳の一部を加える)。
- 鍋に戻して牛乳を加えて温める。塩・胡椒で味を整えたら出来上がり。
野菜は冷蔵庫にあるものでOKです。
ビーツが加われば、はっとするほど鮮やかなポタージュが完成します♪
●簡単ボルシチ
ビーツの鮮やかな色と独特の風味が魅力的。
サワークリームとの相性がバッチリです♪
<材料>(4人分)
- 牛肉 300gくらい
- ビーツ 100gくらい(下処理していちょう切り)
- 玉ねぎ 1/2個(薄切り)
- にんじん 1/2本(薄めのいちょう切り)
- ジャガイモ 2個(一口大にカット)
- キャベツ 300g(小さめ1/2個くらい)
- 水 200cc
- トマト缶 1缶
- コンソメ 1個
- 塩 小さじ1/2
- サラダ油 適量
- バター 大さじ1
- サワークリーム 適量
<下処理>
牛肉は細切れでも固まりでもOK。一口大にカットして塩・胡椒を少々(それぞれ分量外)まぶしておく。
<作り方>
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- 中火熱した鍋にサラダ油を敷いて、牛肉を入れて表面の色が変わるまで炒め、一旦取り出す。
- 肉を取り出した鍋にバターを入れて、玉ねぎ・にんじんを入れて炒める。しんなりしてきたらジャガイモ・ビーツを加えてさらに炒める。
- 水・トマト缶・コンソメ・塩も加えて一煮立ちしたらキャベツを加え、蓋をして5分ほど煮る。キャベツがしんなりしたところで、取り出しておいた牛肉を加えて全体を混ぜ合わせ、蓋をして弱火で20分くらい煮る。
- 全ての材料が柔らかくなったら出来上がり。器に持って、サワークリームをトッピングします。
ビーツといえば代表的な料理はボルシチ。
ビーツとキャベツの相性が抜群ですので、キャベツの美味しいこの時期に是非作っていただきたいなぁ〜と思います♪あとがき今回は、私が好きな食材の一つでもありますビーツのレシピをご紹介させていただきました。
先日、道の駅で偶然見かけ、久しぶりに購入したらやっぱり美味しい!!
ポケマル(農家・漁師さんが旬の食材を出品・販売するオンラインマルシェ)でB級品を取り寄せました。圧力鍋を使って茹でたものをピクルスにして冷蔵庫で保存(2週間程度)しておけば、食べたい時にさっと使うことができます。
茹で上がった直後の色はちょっとダークですが、他の食材や調味料と和えたり加熱したりすると、あっという間に鮮やかな色に変身します。しばらくはおうち時間も長くなりそうなので、気分がぱぁ〜っと明るくなるお料理を楽しんでくださいませ。
今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました!
See You~~~!
よっちゃん。こと よこやま でした(*^▽^*)
- 中火熱した鍋にサラダ油を敷いて、牛肉を入れて表面の色が変わるまで炒め、一旦取り出す。